《MUMEI》
タトウー野郎
玄関の鍵が開けられる音がしてた

よう、ウンコ女、待ってたぜ

鍵を使って、紗英の家に上がり込んでたんだ

せまっ苦しい、ワンルームマンションだ

お前こんなパンツ穿いてんのか?

クローゼットから勝手に出し、散らかしてたんた

シースルーの下着を振り回し、紗英に投げた

こいつか?紗英

男が居た

タトウー野郎か?

美樹に聞いたんだ

うなづいてた

なるほどね、紗英の家の鍵は、お前も持ってたんだな

言い終える間際に蹴りが!

腹に貰っちまった

後頭部を、何かで叩かれた!

紗英、その男を見張ってろ

なにすんの?

美樹とやるのさ
弱っちい、旦那だな……へへっ、今日は舐めさすかな…取り柄得ずパンツの中身にご挨拶だ
な、なんだよ、これ!

…知らないの、精子よ

ちっ、旦那とヤッタ後かよ、汚ねーもん、
触っちまったぜ
まぁ、いい、舐めろや

自分の女とやったら?

紗英か、こいつはただの、道具さ
お前、旦那と別れるんだろ?
俺の女になるか?、そしたら優しくしてやるぜ、さぁ、先ずは舐めろよ

美樹が舐めてたよ、でも、俺を見てた

紗英はタトウー男を睨んでて、俺を見てない

ゆっくり起き上がったとき
美樹が男のものを、噛んだんだ

うぎゃぁ!

今だ!

紗英の横をすり抜け
股間を押さえ、前屈みになった男の頭を押さえて、顔面に膝をぶちこんだんだ!

右、左、右、と、3発

そんで、たじろいだ男の顔面を踵で蹴り飛ばした

壁に後頭部をぶつけてたな

紗英、わかってるな、その男を脱がせろ

俺の言葉に紗英は従ってた

美樹は流しに駆け込んでた

口をゆすいでる

タトウー男のぺニスは血が滲んでた
美樹の歯の後だ

しかも、なんだ、これ、真珠か?
イビツでグロいぺニスだった

舐めてやれよ

紗英に言ったんだ

臭いから嫌ね

そりゃぁそうだ、性病持ってるからな

……やっぱね、

いいいもんあるんだよな、これ、尻の穴に入れてやれよ

爆竹?

そうだよ、嫌なら紗英にするだけさ

冗談じゃないわよ!

…………バン!

くぎゃっ

はい、もう一回

お、俺にこんなことしたら…

じゃぁかーしい!

ゴン!

顔面を蹴り、壁に頭をぶつけさせた

ヤレ、紗英

………バン!

うぐぁっ!

美樹が来た、手に、タバスコ持ってたんだ

良いもの見つけたね

でしょ?

紗英、わかるな

や、やるわよ

や、止めろ、やめろ

ぐぎゃぁぁぁ!
しみる!、止めろ

ビンごと、押し込め

うぎゃゃゃぁぁあ!

…………

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