《MUMEI》 日下部ゆきのの日常食事が楽しい時間に変わった。朝食を終えると、制服に着替えて、ネルは他の人に見られ無いように、ネルが私にだけ都合よく、見る事の出来る結界を貼った、小さいかごに入れて、何かあった時のために学校に連れて行く事になった。 玄関を開けると、お向かいの二宮都(にのみやみやこ。以外、都)が待っていた。都のお父さんが刑事で、予告状を出した先に都と、都のお父さんがいることが多い。都曰く、「自分も警察官に、なるために…。」と言って、私にとって迷惑なのに警備に同行している様だ。都が私がユノウだと知ったらどんな想いをするのだろうか?と思う事がある。無論都には伝えてないけどね…。 お向かいという事もあって、都の家族にはお世話になっている、今でもたまに、夕食をご馳走になる事がある。都と仲良くなったのは、中学校に入学してからだった。 前へ |次へ |
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