|
《MUMEI》 車に乗ったり、部屋に行ったりはしないわよ そりぁそうだろ、その気が有れば、行くだろうけどな 顔見たでしょ、あんなやつらに付いてかないわよ ウンコ野郎は、今風だったぜ ……まぁね、でも、軽さMAXだったわよ 紗英の罠だったと言いたいのか？ …………事実そうだもの まぁね、ふぁぁ、 アクビしながら、背伸びしたんだ 痛っ…… 頭、殴られてたわよね？ くそっ、たんこぶできてらぁ、何で殴りやがったんだか… 拳だったわよ ……硬い拳してらぁ… 空手やってたらしいわよ 有段者みたいね 俺もやってたぜ、中学までだけどな そうなの？ 試合で相手が死んじまって、止めたんだよ 死んだの？！ 罪にはならないが、人殺しさ それに、モテないからね、むさっくるしいスポーツはよ ………お酒臭いわよ 顔洗ってくるか…… 髭も剃ったら？ めんどくせーよ…… ………歯を磨いてたんだけど、掃除機の音がしてたよ 美樹…出てかないつもりか？ なに考えてんだか…… ……… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |