《MUMEI》
男の人
ざっと見六畳程の和室の楽屋。


部屋の中央にありったけの座布団を並べ、その人は豪快に大の字で寝ている。

しかも薄く鼾までかいているし…。


俺は一瞬で居心地の悪さを感じ、外で時間を潰そうかと思った。



いやでも、慣れない場所でうろつくのも億劫だしと、とりあえず諦めてここに居る事にした。










俺は壁際に寄りかかり、そこにペタンと座る。





とても人が寝ている脇でゲームは出来なくて、俺はバッグから携帯を取り出した。







俺はメールを打ちながら男の人を見る…。





つか、イマイチ名前が出てこない…。






テレビではめっちゃ見たこと有るんだけど…。

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