《MUMEI》
友達
「そ、そうなんだ。」


ショックで、この場から逃れたい。


あたしが帰ろうとすると、

「あ、待って。
友達…じゃ、ダメかな…?」



「いいの…?」


「うん、せっかくだし、美姫ちゃんと、いい友達になれれば…って思うしさっ」

「ありがと。」


フられたけど、
友達でいれるなんて、嬉しい。


「じゃぁさ、メアド…教えてよ。」

「あ、はい。」

「あと、敬語じゃなくていいから。」

「うんっ!」

「じゃ、今から部活だから、
帰ったら、メールする。」

「わかった。頑張ってねー。」

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