《MUMEI》 一滴謎の立ちくらみによりお開きになった。 「……見てたの?」 七生の肩から手を離して、一人歩く。 「どこまでいった?」 聞かなかったフリして部屋に帰る。 七生は廊下で友人に捕まっていた。 「あ、早かったね。風呂行ってきた?」 南が荷物を整理している。 なんだか落ち着いた。 「まだ。今行くかな。」 「じゃあ一緒に行こうか。美作達はどうすんだろ。」 前へ |次へ |
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