《MUMEI》 殺人鬼……シヌ?アイツは何を言ってるんだ? 何で…何でアイツが死ぬんだよ! 「アタシがコイツを殺すんだ〜♪コイツの親父の居場所を教えろって言ってるのに 教えないから殺すんだ。役に立たないしね♪」 アイツはニコニコしながら答えた。 スッとアイツの右手が動いた。 …何をするつもりだ? アイツがニヤリと笑いコチラを見た。 右手にはナイフが握られていた。 なっ…!!!! 「さようなら。ナエル…」 涙目でシャルナが微笑んだ。 「シャルナーーーー!!!!!!!!」 「さようなら。ナエル…」 私がそう言った後、あの子の右手が降り下ろされた。 私は目をゆっくり閉じた。 ーーザクッーー …あれ? 私、生きてる…。 どうして? 私はゆっくり目を開けた。 すると、目の前にナエルがいた。 前へ |次へ |
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