《MUMEI》
突然の告白
「さっきから、バカバカ言い過ぎ!!」

「本当のことを言っただけだろ…」

「はぁあ!?私はっ、」

「愛美?」

げ、この声は…

「ひ、日向…。どうしたの?」

真面目に…最悪…。

「あ、君が真田日向!?」

「あ、はい…」

やだ…

「へ〜やっぱ、可愛いね」

悠…。

「そんなっ!!愛美のほうが可愛いですよ!!」

「ま、確かに?」

…へ?今、何て

「えっ、原田…くん?」

「何?」

「いや、」

「俺は、真田より愛美のが好きだな…」

す…好き…っ…嘘…

「原田くん…」

「じょ、冗談は止めてよ悠!!」

「冗談に聞こえた?」

へ!?…

「なーんだ、」

「は、日向…?」

「原田くん、愛美が好きなんだ」

「おぉ、五歳の時からな、」

「えっ!?」

「その言葉、原田くんのファンが聞いたらガッカリするよ?」

「はぁ?んなことどうでもいいし、」

ちょっと待ってよ…?

悠は五歳の時から私を…好き??

「愛美?」

「は、はいっ!?」

「原田くんに返事は?」

「え、えっと…///」

心臓が張り裂けそう…っ

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