《MUMEI》 援軍道中あさぎは隣接する盟友佐々木重興救援の援軍の中にいた。 約1100騎。小さな戦にしては少し多い。 白戸城に籠る佐々木軍は約280騎。 攻める青山軍は約900騎。 しかし城内に兵糧は少なく、危機に陥っていた。 それを救援すべく、兄・重成や弟の忠成をはじめとした軍が送られた。 戦乙女の初陣である。 白戸城の近く、大門坂で青山軍の援軍と激突した。 敵援軍は約800騎。 しかし、重成隊がおとりとなって、忠成隊が側面から奇襲。敵は敗走していった。 あさぎも獅子奮迅の活躍を見せ、敵を蹴散らした。 ¨東雲に戦乙女有り。その活躍、鬼神の如く也。¨ その後白戸城を囲む青木軍は撤退した。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |