《MUMEI》

昔は、メイドさんの案内を無視して、オレとアキラとシンヤで、よく探検したなぁ。

昔、あんなに探検したのに、全然覚えられなかった。


でも、メイドさんは、家の隅々まで、覚えているのだから、感心してしまう。

すると、メイドさんの足が止まった。

「ここが、第2食堂です。」

メイドさんが言った後、ドアをノックした。

"コンコン"

「どうぞ。」
アキラの声がした。

メイドさんは、ドアを開け、
「失礼します。増川ユージ様が、お見えになりました。」

「うん!ありがとう。」

「では、私は失礼いたします。御用がありましたら、お呼びください。」

メイドさんは、俺に一礼してから、行ってしまった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫