《MUMEI》

最後に、顧問弁護士として意見を述べさせて頂きます
提案を受け入れるかどうかは、社主の判断に委ねられます
女性への性的暴行を、軽んじてる気がするのは私だけでしょうか?

なにか、忘れてはいませんか?

街が衰退すれば治安は悪化するでしょう、
しかし、もう、悪化してる、そう理解していただけなければ、先に話は進まないと思います

目先の解決を求めるのであれば、また、同じことの繰り返しとなるでしょう、

社主から、提案を預かってます
一度帰られて、お考え頂きたく思います

プリントアウトした、俺の提案を配ってた

ざわめきが起きてた

佐久間さん!、これは……

一番良い形だと思うけどね
まぁ、寄付ではないから、折り合いが難しいかな?

俺の言葉に、弁護士さんが続けたんだ

社主は独裁するつもりはないと、理解頂けましたでしょうか?

ってね



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫