《MUMEI》
真夏の夜
しかし、凄いな、タクヤ、お前はよ

んだよ、兄貴

本当よね、私の事、無理矢理犯した悪い人なのに…

ぁは、……女性の敵だよね、俺

そうよ、中学生よ、私…
避妊もしないで、お尻まで、使ってさ

……止めるか?

やだ!…

おおむね話は纏まったんだろ?

うん……
なんか、でも、わかんねーよ

何が?、静さんの事?

千夏……お前、からんでんだろ?

バレてるわよね
でも、やりだしたのは静さんよ
知事のリコール運動とかもね…
話して、みたら?

………タクヤ、私ね、この家で暮らしたいな
階段どけど、この家で

ユイ……それで、修復工事をしたのか?

うん、お金なら、余るほど有るしね
変わってく街を見届けるのも、佐久間の仕事かなって…

大人だね、ユイちゃん

えへ、大人にされちゃったもん

自分から、入れたんでしょ?

本当に嫌だったら、タクヤ、私を押し退けたわよ

そうよね…処女、美味しかった?

わかんねーよ、味わう間もなく、ズドンだもんな

だってぇ、勇気いったんだよ…

婆ちゃんが、息子夫婦のために建てた家、か……

半分近く、土地、売ったんだろ?

ん、まぁね、けど、資産的には増えたよ

そうよね、東京進出だものね

非課税だからね
賠償出来ないから、取る税金を免除するってよ

私も増えたんだよ
元より、増えたかも
タクヤが、そうしてくれたの
痛い思いして、苦しめられて、はい、元通りですよじゃ、納得できない
元より良くなってなきゃ、ダメなんだって…

そうよね………そう、思うわ、けど、なかなか出来ないわよね

タクヤなら出来るさ

随分買ってるのね?アナタ
私を、犯した弟よ

喜んでんじゃんかよ、千夏…

していい?、今…

構わねーよ、ユイちゃんが見せてくれるならさ

タクヤが、OKなら、オマ〇コぐらい見せますよ…触ったらダメだからね!

くすくす、自信あるのね、身体に

わかんないけど、タクヤは愛してくれてるから
……勝てなくても……負けないかなって…

トウコさん、戸籍、残ってるものね
生きてるって事よね?

うん………必ず、現れるわ

タクヤ、静さんと会えよ…
静さんも、佐久間だろ?

……トウコが、生きてる、か……
俺には、そう、思えないんだよね…

ハッキリさせろよ…

……そうだね



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫