《MUMEI》 満月の夜みいなの日課は 毎日夜に自宅周辺2kmほど走ることだ 今日は満月 いつも休憩で寄っていく公園のベンチに 座って空をぼーっと眺めていたら 月がいきなり眩い光を放った みいなはあまりにも眩しすぎて 目を手で覆った 光が少しずつ落ち着きはじめ みいなは目を少しずつ開きはじめた 覆っていた手をはなしてゆくと 目の前に少女が立っていた みいなは目を疑った 少女は14、15くらいで身長は高くなく 150m前後 そこまでは どこにでもいる少女だが 髪は金髪 腰くらいの長さで ・・・耳が猫ミミなのだ 服装もヨーロッパ風の民族衣装にブーツ みいなは開いた口が塞がらず固まった 前へ |次へ |
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