《MUMEI》

「ユージ、さぁ僕たちも食べよ!
シンヤなんか、朝ご飯食べないで来たから、お腹ペコペコでもう、注文しちゃったよ!もう、食べているけど…。」

『注文?』

「うん!ここをレストランだと思って!もちろん無料だから、どんどん頼んで!」

「そうだぜ!ユージ、どんどん食え!」

『偉そうに言うな!お前は、少し遠慮をしろよな!』

「遠慮なんかしないで!どんどん食べていいよ!」

『でも、アキラも、俺を待たないで先に食べればよかったのに。』

「うん…。でもユージあれ以来僕の家に、遊びに来てくれなくなったから、今日、久々にきてくれるから、一緒にご飯食べたくて…。」

アキラは、悄げた顔をしている。

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