《MUMEI》

昼休み・・・

いつも蓮衣ちゃんは彼氏さんとご飯を食べてるから

あたしは、一人で寂しくお昼タイム・・・

こういう時に一番彼氏が欲しいって思う・・・

あーーーー
一人は淋しいよぉ〜!!!!

そんなことを思いながらお昼ご飯を食べていると

「なにしてんの・・・」

ビクッ

「あ・・・もち・・・
 中原くん」

小学校の時は持田くん
って呼んでたからまだ中原くんって
呼びなれないんだよね・・・

「えっと・・・
 蓮衣ちゃんが彼氏さんとお昼ご飯食べるから・・・」

「一人で食べてんの?」

「そっそうだよ」

中原くんは誰とご飯食べるのかな・・・

あたしの中に1つの疑問が生まれた。

「あの・・・
 中原くんは誰とご飯食べるの?」

ん?
あたし、なんでこんなこと聞いちゃったの?

「俺は購買に昼飯買い行くとこ
 ま、一人だな」

「じゃっじゃあ一緒に食べない?」

え、あたしどーした!?
ほら、中原くんめっちゃびっくりした感じの顔してるし・・・
はぁーーーーー・・・・


「・・・いいよ」

やった!
・・・ん?
何思っちゃってんの?

あたしは、自分の言動が理解できずにいた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫