《MUMEI》

げっ、車が置いてある…
姉貴のやつ、ここに置いて帰ったか…

びしょ濡れになりながら、帰宅したんだ

駅から遠いんだよね
バス、あるけど、混んでるし、持ったいねーから濡れて帰ったんだけど

なんで、居るんだよ??

合鍵持ってるのよ…

ふざけんな!

話があるの!

………ぶん殴ってやろうかと思ったけど、止めた
女殴るのは……ね…

着替えを出して、シャワーを浴びようと……遮蔽物がない、狭いワンルームだから…

あっち向いてるから、早くシャワー浴びなさいよ

背中を向けた姉貴

……なんか、ムカつくな

だから、パンツ1枚で出たんだ

テレビもないのね?
ちょっとう、服着なさいよ…

ドライヤー

もう、なんでこんな狭い部屋借りるのよ

安かったから

……なんにもない部屋ね

あるよ、炊飯器もあるし、ドライヤーも有るぜ
テレビ見たけりゃ携帯で見れるだろ?

翔…追い込んでるの、自分を…

ベットも有るよ

な、ちょっと、何すんのよ!

でかいね、乳、中古だろ、やらせろよ

翔………

こうやって、揉まれてたよな?

……全部見たの?

見たよ……中出しされてるとこもよ
俺からのオヤスミメールをわらいながら、ユカに突っ込んでるところもね…

……私の、せいよね?

マ〇コ使わせろよ
嫌なら帰れ…

……姉だよ……近親相姦になっちゃうよ

柔けーや

姉貴の乳を、勝手に揉んでた

………ゴムしてね

へ?………

それで、許してくれるなら
していいよ

…中古車に、そんな価値があるのか?

バージンが欲しかったの?
ユカが欲しかったの、どっち?

頭に来たんだ

だから、パソコンを起動させて、見せてやったんだ

自分が写ってるんだ、よーく見ろよ…

姉貴の目の前にパソコンを置き、

お前が惚れた男に近付くのに、なんでユカを使ったんだ?
………許されることなんか、あるのか?

そう、姉貴に言ったんだ

………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫