《MUMEI》

「次は、フレンドやグループ制度について、ご説明します」

フレンドのコマンドをタップ。

「フレンドとは――もちろん、皆様の知っている、ゲームなどでもあるように、
 友達を登録できるシステムです。
 フレンドの登録の仕方は、ユーザーネームを記入するのみ。
 ありがたいことに、同じユーザーネームの方はいらっしゃいませんでした。」

「恭介、フレンド登録しよ」

「オッケ」

さっそく、登録をした。

「お、リストに名前が載ったぜ」


「フレンドに登録すると、名前をタップするだけで電話したり、メールしたり出来るほか、
 どこのグループに所属しているかや、所在地も確認できます。ま、そこは非公開にもできますが。
 あと、強さも確認できます。とにかく、いろんな事が出来るので、どんどんフレンドを増やしていってくださいね。」

「なんか…本当にゲームの中みたいだな」

「うんうん」

「グループというのは、プレイヤー同士のチームです。
 サークルとして活用してもいいですし、攻略の仲間同士としてもよいでしょう。
 グループは、フレンド同士ではなくても参加することができますよ。
 ただ、一人が一度に参加できる数は3つまで。そこだけ注意ですよ。
 作るのも自由です。どんどん作ってください。
 ですが、気分を害するようなグループが登録された場合、こちらで削除させていただきます。」

「グループかぁ」

「おもしろそうだね」

「私、仲間集めてグループ作りたいなぁ…。その時は、恭介も参加してよ」

「えぇ…。どんなグループなんだよ」

「まだ未定!でもいいでしょ?3つまで入れるんだしー」

「ま、内容にもよるがな」



…梓はどんなグループを作るんだ…?




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