《MUMEI》

あの日お母さんは泣いていた。

お父さんは私にすがるような視線を向けていた。

『ママ等もう、無理かもしれん』

パパは、それを聞いて、帰ろうとした。

『ママのこと、よろしくね』

何でそんな・・・。

そう思ったけど、不思議と涙は出なかった。

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