《MUMEI》
名前
新学年。

私の名前は、変わった。

『何で変わったん!?』

そんな声ばかり、耳にはいる。

聞かんといて――。

心の中では、そう思っていた。

でも、『ちょっとね』って。

取り繕うことしか、出来なかった。

本当は、すごく、泣きたかった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫