《MUMEI》 秘密部屋の扉を開けると 龍瑛は少し驚いた表情で見てきます。 「彩……?桜つけて……る…よ?」 「龍瑛がつけたんじゃない!」 龍瑛は少し微笑むと 「早く教えてよ!この世界のこと!」 それから色々教えました。 道具のこと。身分のこと。家の人のこと。 代わりに龍瑛は自分のことを教えてくれました。 だけど前教えてくれたことばかりで、最後に言おうとしたことは教えてくれませんでした。 一ヶ月後。 この世界にも慣れたようです。 夏が近づいてくるので、少し暑くなりました。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |