《MUMEI》
裏の顔
昼休み、俺は屋上で寝ていた。
今日も天気がいいから最高のサボ…
昼寝日和だ。
ドタドタドタ…
…ん?誰か来たのか?
そう思った俺はムクりと起き上がる。

ガチャッ
「総悟♪
こんな所にいたの?
もうすぐ授業だよ?」
…やっぱりコイツか…
「あぁ。わかってる」
と返事をしておく。
すると相手は
「絶対わかってないでしょ?
バレバレだよ!」
…はっきり言って鬱陶しい。
「それと下の名前で呼ばないでくれる?はっきり言って気持ち悪い。
隣の席だからって馴れ馴れしくしないでくれる?」
「……………。」
相手は黙り走り出した。
「……チッ面倒なやつだ。」
そう呟きまた寝転ぶ。
空には雲一つもない。

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