《MUMEI》
彼氏と彼女
翔…私のこと、好き?

俺の胸に居る、ジュリさんの声が、そう聞いたんだ

うん、好きだから、オドオドしてる

オドオド?

うん、男らしくしてたいんだけど…
細かいことまで、気になっちゃって…

……エッチの経験なんて、肌を重ねればわかるよ…
どんなこと、してたかなんてさ

………うん

遊びで寝たこともあるの、でも、話したくないの……彼氏は、話しただけよ、嘘ないよ…

何で、話してくれないの?

………嫌われたくないから
軽い女って、思われたくないから…

……思わないけどな…

今の私を見て……

うん
ねぇ、思いっきり好きだったんでしょ?
前の彼のこと

……うん
大人だったなぁ、何でも包み込んでくれる包容力……
仕事も出来て、優しくて
洒落たお店もたくさん知ってて

ぜんぜん、勝てないな……俺…

そんなの求めてないよ!

ジュリさんが、顔を出したんだ

……私、翔に、そんなの求めてない
…今、思うとね、
あの人は奥さんが居るから、私の前で、気取ってられたんだと思うの
ワガママもたくさんいったけど、怒らないのは、きっと……
私の将来を心配してないから…
優しかったのは、この、身体を失いたくなかっただけ………とっくに気づいてた
そんなの、わかってた
でも、甘えてたくて…………

一瞬、目を逸らしたジュリさんが、また、俺を見て

等身大で、翔と付き合っていきたいの
本音で、わかり合いたい…

そう話し、キスして来たんだ

キスしながら、俺に跨がり
俺のを指で持ったんだ

私から告白したんだよね?…
だから、私から……ん……

あ、ジュリさん…

ぁ………ほら、入ったよ…

うっ…ぁ……

……生だよ、素のままの、私だよ

うん………

いっぱい、好きになってくれたら、嬉しいな

ジュリさん………

ギュッと、ジュリさんを抱きしめ、グッと奥まで突き上げたんだ

んあっ………おっきいね、翔の…

比べないでよ!

………比べさせて……一番、いいよ
誰よりも、いいの

髪を耳にかけるようにしながら、ジュリさんが言ったんだ

ジュリさんの、柔らかいお尻を撫でてた

ジュリさんの腰が、とてもやらしく、ゆっくり動いてる

こうやって、上になってたんだって、考えてるでしょ?

……うん

一通り、経験あるわよ

……そうだよね

………嫉妬するの?

うん………ヤるのが目的なら、これでマンゾクダト思うけど…
カッコ悪いけど……でも、これが俺なんだなって……
慌てても、縮まらないよね?

翔は、翔らしくしてて、
本当に好きだから、信じてね

うん、あ、ジュリさん

ん、翔……あ、こんな、奥まで、ぁ
……ねぇ、抱きしめて

うん……あ……ん………ジュリさん

ぁぁ……凄くいい、腰が動いちゃう

俺…う……

ダメだよ、中に出しちゃ…

でも……もう、あ、ジュリさん…

ダメ、こうしてたいの…

で、出ちゃうよ!、抜いて

……もう少し、こうしてたいの

う……あ………ん……

本当に、わたしを好き?

うん、好きで、気が狂いそうなときもあるよ……他の男と話してるだけで…なんか……会社とかでも、口説かれてるかもって……

くすっ……もっと、嫉妬して

余裕ないよ……前彼、同じ会社なんでしょ?!

………うん

………ジュリさん…

あっ!……こら……

肛門を、指で触ったんだ、軽く指を入れてた…

………もっと、好きになって
もっと、好きにさせて……そしたら、一度ぐらい……させてあげるよ

妖しい笑みで、言ったジュリさんに、興奮がMAXになっちゃって

ううっ……あ!……

ドックン、ドックン、ドックン…

え?!………

ぁぁ……ご、ごめん……俺…

………出しちゃったの?

………うん…

……………

……

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