《MUMEI》

帰りたくないな…

日曜日の夜、サヨナラの時間…

ジュリさんの家の前まで車で送ったんだ

帰したくないよ

………キスしたんだ

見送られた、
ミラに写るジュリさんが、手を振ってる

窓を開けて手を振ったんだ

カーブを曲がると、見えなくなっちゃった

……メチャクチャ淋しい…

ユカと、付き合ってる頃は、また、明日ねって……

………社会人の彼女
いつまでもガキしてたら、嫌われちゃうよな

………メールが来たんだ

送ってくれてありがとう、
淋しいね、でも、我慢だね
運転気を付けて帰ってね、
返事は要らないよ、運転中でしょ、
おやすみなさい

ハートマークだ

信号待ちで、返信したんだ

気を付けて帰るね、おやすみ

って

そしたら、返事要らないよ、危ないよって

だから、

うん

って返信したんだ

わかってないでしょ?!
プンプンマーク

ぁは、楽しいや

だから、キスマークのデコを送ったんだよね

そんで、帰宅してから電話で話してたんだ
危ないよから始まって、大好きだよで、電話を切ったんだけど

なかなか切れなくて、どっちから切るかでまた、少し話してたんだ

午前1
時を廻ってたよ
送ったの10時だったのに

彼女なんだ、俺の……

4才歳上の彼女……

ベットに、まだ、ジュリさんの香りが残ってる……

………エッチ、楽しかったなぁ
興奮だけじゃないエッチ……

寝なきゃ……寝れるかなぁ…

残り香に、興奮してたんだ

……………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫