《MUMEI》
卒業後
卒業後、私はカヤノにお説教を受けていた。

「何で言わんかったん?」

「いや、だって・・・」

「そりゃ、恥ずかしいのも分かる。けども」

Kに、言えなかったんだ。

*前作では、めでたしみたいになっていましたが、実際はそうではありません。

只今絶賛、お説教受け中!

カヤノは私のこと考えてくれてるの分かるけど・・・。

「しつこいよ」

にこやかに言ってやった。

「んも〜」

「誕プレあげたし、中学からでもね」

「可愛い子おったらどうするん」

「・・・」

「いや、アヤミも可愛いけどさぁ」

フンッ。

カヤノを真顔で見つめて、言った。

「可愛くない」

カヤノに言われてもなぁ。

モテてるの、自覚してないの?

「まぁ、中学で、言うときは連絡するけん」

体育祭までには、言う。

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