《MUMEI》
テストまで
な、な、なんと!?
教室中がテストの話をしている。
そう。
今日がテスト3週間前なのでする・・・
浮かれ気分で登校したわ良いものの・・・
重大な勉強をしていない。
授業の話もまともに聞いていなかったし・・・
どうしよう・・・
「あれ杏奈。さっきまで超笑顔だったのに急にどうした?」
桜子はこの教室中のざわめきに気づいていないのか?
「桜子・・・この教室どうした?」
固まったまま口だけを動かす私を不思議そうに見ながら
「あ、テストでしょ?あたしはばっちり!!」
まぁ・・・そうでしょうとも桜子さん・・。
貴方はこの学年に1位2位を争うほどの優等生なのですから。
トホホ・・・

この3週間は先輩とのエッチもお預けだな・・・

ここ最近、毎日慎一先輩の家に行ってはヤっていた。
(3週間も我慢できるかな???)
不安に思いながらも気を入れなをした。

「いいかーここは3週間後のテストに出すぞ〜覚えておくように」
という先生の言葉を聞いて教科書のページに折り目をつける。
(はぁ〜社会ってなんでこんなに範囲広いんだろう・・・)
(まぁ・・・テスト頑張れば先輩ともっとイチャイチャできるし!!)
と開き直った・・・

はずなのに・・・

何で今私はこんなところにいるんでしょうか??

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