《MUMEI》

テンアは、出来上がった氷の剣を手に持った。



「すごいね!テンアちゃん!これ、氷なの?」


「あぁ、氷だ。私は、主に氷の魔法を使う。本当の魔法系は、色々な魔法を使えるのだが、私は…。」


「なぁ〜、テン!ほかにも、やって見せてろ!氷の魔法!」


俺は、テンアの氷の剣を触りながら、

『氷なのに、すっげぇー固いな。不思議なことにあんまり冷たくないな。それに、綺麗なだな。俺にも、いっぱい見せてよ!』


「あぁ、分かった。じゃあ…。氷結!」


すると、
俺たちを氷の壁で四角に囲んだ。

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