《MUMEI》

「おおー!」
3人同時に言った。



「この、氷の魔法ってどんな形でもできるの?」


「あぁ、たぶん何でもできる。
この氷結は主に防御で使う。」


『テンア!お前本当に、すごいな!』


俺は
すごい興奮
をしていた。

俺だけではない。
アキラも
シンヤも興奮している。


「どうして、すごいんだ?」


『だって、空を飛べるし、氷の魔法を使えるし、それって、すごいことじゃん!』


「私は、すごくない。それに、お前たちだって、魔石を使えば、少しは、魔法が使えるはずだ。

例えば、剣士系だったら、剣に火を灯したりすることができる。

武器系だったら、武器から、雷を放ったり、それも、魔法だ。」

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