《MUMEI》

私には、好きな人がいる。

兼本 輪汰朗
カネモト リンタロウ

私は、リンタって呼んでる。

あっちは、私のことを、サクランと呼ぶ。

観月 咲輪
ミズキ サワ

初めて見たとき、“サクリン”かと思ったらしくて、それを文字って“サクラン”。

私は、リンタの素直なところとか、時々ドジするところが好き。

でも、一番は、名前と懐かしい感じ。

リンタの名前はよく間違えられる。

“輪”はいいけど、“汰朗”はよく“太郎”に間違えられる。

難しいけど、込められた意味が好きなんだ。

“輪の中心になれるような、太陽のように明るく朗らかな人になってほしい。”

“汰”は“太”でも良かったんじゃないの?とも思うけど。

すごく好き。

私の名前にも、“輪”って入ってるし。

あんまり見ないから、親近感湧くんだよね。

私の名前は“花が咲くように美しく、人の輪を作れる人になってほしい。”という意味だそう。

それで、次の理由はね。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫