《MUMEI》
足手まとい
…今日からやとも働くですって?
100%死ぬわね…ヤトは。
はっきり言ってヤトは弱い。
ここの連中とサシで殺らしても絶対勝てない。
最低限ここの連中の1人や2人は殺せないとね…
そう考えていると
サイレンが鳴り始めた。
このサイレンは仕事開始を意味する。
「ヤト、死んでも知らないわよ!」
と私が走りながら言うと
「へ?どうして死ぬんだい?ここは工事仕事する所だろ?」
と走りながら言ってくる。
「ここは殺し専門の仕事をする所よ!」
「……!?」
明らか今知った表情だ。
「死にたくないなら帰りなさい!死ぬ覚悟があるならついて来なさい!」
そう言い私は走り去った。
目の前には村があった。
恐らくこの村を滅ぼせという依頼だろう。

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