《MUMEI》

私と総悟は我先へと村へ走り出した。
「おいシノ!今回もこの勝負俺が勝つからな!」
と総悟が自慢げに言う。
「……威勢が良いこと。」
そう呟くと人が現れた。
「血狂い兎がきたぞー!早く逃げ…ろ!?」
うるさい…そう思って相手の頭を捻り潰した。
グチャ!バキ!…
私の顔に血が付く。
私は一瞬で血の香りに包まれた。
……この感覚たまらない…
もっと…もっと血が欲しい…!!
私は本能のままに人を殺めて行く。
そんな私を見たやとはかなり引いてた。
…そりゃそうよね。
そう思いつつ人々を殺していく。
気づけば私の手と体は紅く染まっていた。
私はよくここの連中に悪趣味だと
言われる事を今からする。

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