《MUMEI》
悪趣味
私は死体に近づき心臓を取りだし
そして心臓を握り潰す。
この心臓がつぶれる感覚が癖になる。
一度したらやめられないほど
気持ちのいいものなのだ。
真っ赤な血が私にかかる
私は血でベトベトになった。
こうなると私は誰にも止められない。
邪魔する奴は誰だろうと殺す。
ふと、死体に目をやる。
私を恨めしそうに見上げていた。
……死んでるクセに…
その死体に少しイラつきバキッ!
と頭蓋骨を踏み潰した。
靴に脳ミソなどいろいろ付きそうになったが、ギリギリ避けた。

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