《MUMEI》

「じゃあ、話するよ?」




ちらりと見ていうと、男の人は私の目を見た





「その前に、自己紹介が先だろ。俺は一之瀬一希、高1、15歳」





「あっ…私は槙村楓、高1、15歳。」







「ん。わかった。じゃあ話聞かせて?」









それから 一之瀬君は本当に`話を聞く´だけだったから






私は 全てを話した





些細なことも なにもかも









神様よりも神様だ と思った

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