《MUMEI》 「えっと…そのくらいかな。ごめん、つまらなくて」 申し訳がなかった こんな、つまらない話 「全然大丈夫。それよりもあんたでしょ」 なのに こんなに 「今ので全部?あんたの心の中に、言い残したもの、無い?」 ズルい ズルいよ 溢れるよ 「まだ…あった……」 「私、おかあさんとおとうさんが大好きなんだ」 年甲斐もなく 泣いてしまった だけど、嘘はひとつも無かったよ 前へ |次へ |
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