《MUMEI》 ユズネマリコの家からの帰り、 菊川の質問攻めにあったんだ 人目の有るところで話せない内容だから、 夜のドライブがてら、車のなかで話してた 母が亡くなったときに、親父の事を色々と知った マリコとはコンパで知り合った そんなことを、菊川に話したんだ だから、マリコに親身だったのね? 菊川は、そんな風に納得してたけど、 少し違う たくさん話したな それで、夜景の綺麗な場所に車を停めて話してたんだけど こら! ん……んっ、だめ……… 強引に、菊川の唇を奪ったんだ 手を胸元から入れ、ブラを押し退け、生乳を揉みながら 乳首を愛撫すると 間宮……好きな女居るんでしょ! 俺を押し退けようとしながら、菊川が言ったんだ 鈍いのか? え? また、強引に菊川を抱きよせ、唇を奪い、舌を入れたんだ 戸惑ってたようだけど、菊川の舌が応えてくれたから スカートの中に手を伸ばしたんだ 足を閉じ、物凄い力で俺の手を掴む菊川 ………ダメ………そこは、ダメ… 触りてーよ お願い、今日は…… ……脈ありだと、思ったんだけどね 露骨に拒絶されたら、引くしかねーよな、 菊川から離れたんだ ………犯された女だよ、何人にも、おもちゃにされたんだよ、わたし 知ってるよ 遊びなら、そう言ってよ、 そんなに軽いノリじゃねーんだけどね ………あっ! 抱かせろよ 菊川の手を払いのけて、スカートの中へ手を ダメ… 本気で、拒否してる…… そんなに嫌か?! ………だって…… そっかぁ 諦めて、菊川を離し、窓を開けタバコに火を点けたんだ 昨日、大泣きした菊川は、俺の部屋に泊まったんだ 泣き疲れて寝ちまってたから、なんもしなかったけど そして、マリコから電話が来て、マリコの家に行って…… 着替えてもないし、シャワーしてねーからかな? 断られると、思ってなかったよ 自意識過剰かな、俺 車を走らせたんだ 雰囲気も、悪かったしね 菊川、無言で窓の外を見てるしさ でも、キスには応えてたよな 勿体ぶってるとは、思えねーけど 、 前へ |次へ |
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