貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い

《MUMEI》
File.12 一番悪いのは…
「…」
「陽子さん!助けて!町田さんがイジメる!」
「…このバカ女!私に巻き付くのやめなさい!」
「だって〜!」
薄井さんは結構…マジで嫌がっている。
町田課長は苦笑しながら僕に話しかけてきた。
「前田君と言ったか?君は真面目そうだな。」
「いえ…自分はそんな…」
「謙虚だな。偉いぞ!気に入った!おい!薄井!」
「はい!なんですか?」
「葛城は釈放だ。実際そいつは悪くないらしい。警視総監にも俺から話しておくよ。」
葛城さんは笑顔で、
「やった!ありがとうございます!」
薄井さんは深々と頭を下げて、
「ありがとうございます!…ジョン!前田君!麗子!頭下げなさい!!」
「はっはい!」
町田課長は僕の頭をポンポンと叩き行ってしまった。
僕らも気まずい交通課をあとにした。

4課のオフィス。
「改めまして葛城麗子です!お久し振りです!っと前田君ははじめてか!よろしくね!」
「はい!前田です!よろしくお願いします!」
「あ〜良かった!面倒かけないでよ麗子!」
薄井さん?なんで飲んでるんですか?(笑)
「ナンデジコオコシチャッタンデスカ?」
「私も気になるわ!なんで?」
「…実は…ブレーキとアクセル踏み間違えちゃって…」
町田課長…この人が一番悪いです。

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