《MUMEI》
翌日
武山に送ってもらう途中で、電車の中で言った、買い物の約束を確認すると、僕は玄関の鍵を開けると、前、武山に言われた通り、「ただいま。」こう言って入った。

僕はお風呂を準備している間に明日の準備をして、日記を書く事にした。武山にブルマをいやらしく見られた事や、武山の作った鍋がかなり美味しくてびっくりした事、明日買い物の約束をした事を書いた。

お風呂に入ってすぐに布団に入った。

武山の鍋のおかげか、身体が温かくなっていたので、すぐに深い眠りについた。

朝食を食べながら、少し考え事をしていた。不覚にも武山の笑顔にドキッとしてしまった事を思い出した。

多分僕も武山の事が好きになっている過程にあると思えた。

「よし。」と気合いを入れて着替えて学校に行く事にした。

学校に着くと武山が先に席に座っていたので、「おはよ。」こう言って席に座った。授業が終わると二人で帰りの電車に乗って、駅から一度それぞれ家に帰って買い物をすると、僕は制服のままで武山と一緒に買い物をするスーパーに向かった。武山もマイバックを持っていた。僕が買い物に行っているスーパーは、武山は行かないみたいで、並んでいる品物を見ては、メモしていた。

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