《MUMEI》

通路の中は、トンネルのようになっていて、キラキラ光っている。

でも、俺たちは、下に落ちていった。


「あぁーーー!!!」


俺たちは叫んでいた。

テンアは、翼を生やし飛んでいる。


『テンア!ずるいぞ!自分だけ飛んで!』


「そんなことより、魔石を掴んでろ!」


『なんで、魔石なんか。』


「ここを抜けたら、夢界だ。到着と同時に、魔石が発動する。飛ばされないように、ちゃんと掴んでろ!分かったか、バカ(ユージ)!」


『今、バカでユージと、呼んだろ!』


テンアは、無視している。

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