《MUMEI》

『こらっ!テンア!』


「テンアちゃん!あと、どのくらいで夢界なの?」

「分からない。だが、あともう少しだと、思う。」


「なぁテン、俺たち夢界のどこに出るんだ?

まさか、海とか、マグマみたいな所には出ないよな?」


「分からない。」


「げっ!神様、仏様、どうか安全な所に!」


「神…様…。」

テンアは、ポツンと呟いた。


すると、
出口みたいのが、
見えてきた。

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