《MUMEI》 第3章 ◆夢界◆俺たちは、目を覚ました。 生きてる…。 場所は、分からないが、草原だった。 「テン、ここが夢界か?」 「たぶん。」 「テンアちゃん、ここ何処なの?」 「草原。」 『あー!』 ユージが叫んだ。 「どうしたの?ユージ?あっ!」 「なんだ、それ…は…。」 ユージの手元には、自分の身長の半分ぐらいの剣がある。 「魔石が発動したんだ。お前たちも見て見ろ。」 シンヤは、手に籠手みたいのが、ついている。 アキラは、何もない。 前へ |次へ |
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