《MUMEI》

なんだ、この、無防備と言うか
………ユズネ、どうしちまったんだよって、思うよ

とにかく、服着ろよ
今、やっても、わだかまり残るだけだよ

………そっかぁ

それに、ユズネの家族とのこともあるだろ?

そっかぁ……

突っ走ってるのか?

わかんない、ただ、自分に正直になっただけ
私ね、自分から告白したことないから、わからないの…

あのなぁ、ガキじゃないんだからよ、
いきなり裸になられてもよ、
……エロくないぜ

そっかぁ

俺の口癖だろ、それ

………だよね

頼む、来てくれよ

のんで、じっくり見てるのに、そんなこと言うの?

……その、身体を許したんだろ、眼鏡の彼によ

見たの?

見掛けたよ、スイーツの店から出てきたとこを

そっかぁ、ケンスケも、私を見掛けてたんだね

…………たくさん舐めてくれたのか?

……少しかな、指でいじくるのが好きだったわね

好き放題させたんだろ?

そうよ、でも、愛撫してあげてないわ
多少は、したけど
自分を出せないよ、愛してないと

ムチャクチャ不愉快なんだよ
こんな気持ちが残ってたら………

そっかぁ

お、おい、ユズネ!

拳で殴っていいよ
私がケンスケを犯すわ

止めろって

殴り倒せば止めるわよ

おい、ユズネ!

立ってる……おっきい……見せてね

止め……
なんで、泣いてんだよ

……わかんない

ユズネ、頬を濡らしながら、俺のベルトを外してるんだ

取り出された俺のぺニス

………匂うわ、お風呂してないの?

めんどくさかったからよ

ケンスケの匂い……我慢汁、
チュッ、ヌチャ……ん、おっきい、凄い………美味しい…

舌が絡み付く、愛しそうにほうばるユズネ

!…………そんなことも、してたのか?

初めてするわ、ここにもケンスケの匂いがあるの

陰毛を、舐められた
汗くさいはずなのに

ケンスケだ……ケンスケの匂い……

玉をさわりながら、形を確かめるように唇の中へ導いてる

溜まってるからピクピクしてるよ、俺のが

時たま俺を見て、感じる?
そう聞くんだ

中途飯場に脱がされてる物を脱いだ
そして、ユズネの髪を手のひらで引き寄せたんだ

しろよ

うん……アナルも舐めてあげるね

ん……ユズネの舌が、肛門を這う

朝までずっと舐めてろよな

うん、ずっと舐めてるね

ユズネ、どうしちまったんだよ、お前じゃないみたいだよ!

身体も愛されなきゃ先はないの!
たくさんやられたわ、売ったこともあるの!
好きでもない男の元へ嫁ごうとしたの!…………身体も大事なの
……老人じゃないんだよ、気持ちと身体が揃わなきゃ、元に戻れないよ

元って、抱いてねーじゃんか

うん………

お、おい、

………味わってみて、気持ちよくなきゃ捨てて
私の女、こんななんだ

ユズネ

ん、おっきい、でも、ん……ぁあ、ケンスケのが、入ってる…

俺に跨がり、自らの中へ導いたユズネ

……どう?……

こんなのを、味わってたんだな、あの男は

……そんな、奥まで来なかったわ……

小さかったのか?

うん、細かったし、好きじゃない匂いだった

でも、舐めたんだろ?

ケンスケは、お姉さんもお母さんも舐めたんでしょ?
アナルもしたのよね?!

……だからか?、俺から離れていったのは

それも、あったよ……

そっかぁ



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