《MUMEI》

ユズネの身体が暴れてた

俺に強くもしがみついてる

んあっ!あ!あ!ぁあ!……

激しく身体を震わせて、ユズネが果てたんだ

指で、果てたんだ……

その、指を抜くと、ピュ、ピュー……って、ユズネの中から吹き出した物…

ぁぁぁ……んっ……

ユズネが震えてる

抱きしめ、顔を上げさせた

潮、吹くのか?

………しお?………わかんない……

床がびしょびしょだな

わ、わたし?

やらしいね、ユズネ

泣きそうな、困った顔をしてうつむいたユズネの、顎をもち、顔を上げさせたんだ

初めてか?、潮吹いたの?

ユズネの瞳が揺れてた

……俺の前で、やらしくなれよ
俺だけのユズネを、くれよな
やらしいユズネも、素敵なんだ

耳まで真っ赤にさせてたユズネが

少し笑みを見せたんだ

そっと、キスをした

ユズネの、唇が応えてる

ゆっくりと、舌を求めあい、背中を撫であい抱きしめあってた

あのときのユズネだ

初めてユズネの身体を見たときの、ユズネだ

唇を離したくなくて、ユズネを抱きしめてたんだ



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