|
《MUMEI》 アウトレットモール冬服を買いに、アウトレットモールに出掛けたんだ 安く買えるし、ドライブがてらにね 母親と、姉にも頼まれて ユズネ、大量に買い物してたんだよね 荷物持ちだよ、俺 カートを押してたんだ 買いすぎだよ えへっ、だってぇ、ごまかせるもん お母さん持ちにしちゃったぁ 怒られるぜ へーきよ、ありがとね、付き合ってくれて 構わねーよ そんな会話をしながら、カートを押して、車に向かってたとき、 人にぶつかっちゃったんだ すみません いえ、あっ？！ うおっ………イズミ… サングラスをしてたけど、イズミだと、わかったんだ ケンスケ……… どうした？、イズミ あ！………マサカズさん… ユズネ……… ユズネの、元彼っていうか、隣のマンションの、あの男だった イズミ、この男を知ってるのか？ ……話したでしょ な？！………嘘だろ？！ ……こちらの女性は？ 話したろ、逃げられた女だよ ケンスケの、彼女なの？ なんてこった……こんな場所で、しかも、この男とイズミが、一緒に居るなんて…… ……少し、お時間ありあす？ ユズネが言ったんだ ……ええ、お話し、したいものですね イズミ、そう言ってたんだよね なんか、バチバチだったんだよね 、 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |