《MUMEI》

荷物を車に積み込み
少し走った場所にある、スイーツのお店に行ったんだ

次を右折よ

ユズネ、場所を知ってるようだった

あの男と来てるんだ

不機嫌にならないで
貴方の女よ、アナルも捧げたでしょ

不機嫌じゃねーよ、戸惑ってるだけだ

私は不機嫌になるかも…

俺が愛した女は、ユズネだけだぜ

美川さんは?

うぶな身体に惚れてただけさ

そう、私は貴方から逃げて、あの男に抱かれただけよ、
愛してないし、好きにもなれなかったわ

知ってるよ

うん………何だろう、この気持ち
イライラする…

ユズネ、爪を噛んでた

止めさせたんだ、
キスをして

落ち着いたかい?

………うん……濡れちゃったわ

ユズネに笑顔が戻ってたんだ



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