《MUMEI》 「はぁ……」 きっと、舞子ちゃんは日溜橋に行きたがる、よね 考えたら、なんだかほんとにお腹いたくなってきた 「保健室誰もいないし、何しよっかな」 本当に気分が悪い訳じゃない ベッドからおりて 窓の外をみた 「あ、私のクラスだ」 体力テストが肌寒い中でみんな必死でやってるボール投げ ちょっと やりたかったりして 窓を開けると、みんなの声がわりとはっきり聞こえた 一階だからかな 「あれ、高橋はどうした?」 「知りませーん」 前へ |次へ |
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