《MUMEI》
一人称で日常
〈東北研究会〉-地学準備室-

東「おはこんばんにちはぁー☆ってあれ?マサマサだけ?」


雅「みたいだ。…つかその挨拶はなんだ?まるで、これを読んでいる時間はいつかわからないからどんな時間でも対応できる的な挨拶みたいじゃないか」


東「わかってるなら聞かないでよね。あ、そういえばさぁ」


賢「ストォォオオップ!!!!」


東「あっれー賢ちゃんじゃん。何してるのカナ?」


賢「何してるのカナ?じゃないよ!!ずっといました!!最初からいました!!僕は空気なの!?」


雅「あれ?賢お前一人称変えた?」


賢「髪形変えた?みたいに言わないでよ!!てゆーか話をそらs…」


東「東研で僕っ子なのは賢ちゃんだけだよねー」


賢(ダメだ…完全にそらされた)


雅「つっても皆普通だろ?俺と颯と春は俺だし」


東「燐ちゃんは私で杏ちゃんはウチだっけ?まぁ確かに普通だよねー。俺は油揚げだしー」


賢「じゃあ僕は少数派だな…もう一人くらい僕っ子がいてもいいような気もするが………………ってはぁ!?待て待て待て待て油揚げ!?」


雅「ナイス海苔…じゃないやノリツッコミ」


賢「そこ言い間違えないでよ!!つか油揚げ!?何が!?一人称が!?〈俺は違うと思う〉って文章が〈油揚げは違うと思う〉ってことになるよね!?意味違うよ!!そもそも油揚げって何だよ!!いや油揚げは知ってるけども!!第一俺は油揚げの時点で俺って言ってるよね!?」


雅「はいノンブレスお疲れ様でした〜」


東「いやぁ油揚げってかっこいいじゃん?だから言ってみたかった。反省はしていない!!キリッ」


賢「キリッて自分で言わないでよ。しかも油揚げにかっこいい要素ないからね!?」


雅「一人称変えゲームとか面白そうだな」


東「おっ!!マサマサ名案だよーぅ!今度皆でやろっか!」


賢「だから…あーもーいいや。今日はもう帰ろ。はいはい出てー」







ガチャ。(閉)

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