《MUMEI》
秘め事じゃないの?
ユズネと一緒に、マサカズの家に行ったんだ

おせち料理のお裾分け
そしたら、マサカズの家のおせちをお裾分けしてくれたんだ

使い方わかる?

うん、大丈夫、説明書もあるし

洗いすぎは良くないのよ
自浄作用が無くなっちゃうの

そんなに頻繁にはしないもの

そうよね、ねぇ、どのくらいしてるの?

やだぁ、ユズネ、月に一回か2回かしら、貴女は?

もも少し、多いかな?
この家に来た後は、わりとされるよ

クスクス、ジェラシーかしら?

うん、アナルは許してなかったからかな、

私はされちゃったから、僕にはダメなのかって、凄いの

いつも生?

うん、生よ、本気になってら生よね

女たちの会話に、俺もマサカズも、
フリーズしてたよ

マサカズが、そっとビールを出してくれたんだ

昼間っから飲むの?

ユズネの言葉に

秘め事じゃねーのかよ?

そう聞いたんだ

他の人には話せないわよ、ケンスケ、イズミとメイクラブしてるでしょ?
私もマサカズと寝てるし、だから話せるのよ

臆面もなく、そう言ったユズネに、
何も言葉が出なかったんだ

そうよ、普通なら縁遠くなっちゃうのよ、
こんなになか良くできるのは、過去のことを前向きに出来てるからなの

イズミの言葉もごもっともなんだろうけどさ

ケンスケ、責めてもいいけど、嫌わないでね

そうよ、マサカズ、私はマサカズと添い遂げるわ
信じれる?

女たちの言葉に、

嫉妬ぐらいさせろよ
嫉妬ぐらいゆるしてくれよ

俺とマサカズの言葉が被ったんだ

それを見て、ユズネもイズミも笑ってた

何なんだろう、この、不思議な空間は

そうなの?、私たちもだよ、
年明け挨拶に行くって

あら、そうなの?
結婚ね、
子供も同級生が良いわね

そうね、そうなったら素敵よね

ユズネとイズミを見てると、まぁ、悪くないかなって思えるよ

しかし、ユズネの母と姉…………どうすりゃ良いのかね?…



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫