《MUMEI》 VSミーシャ煙の中を駆けて駆けて、厚い壁を通り過ぎるとミーシャの姿があった。 俺は静かに歩いたつもりが、ミーシャにはそこねと感づかれ、レイピアの切っ先をこちらに向ける。 「きょーちゃん、いや、木佐森恭介。最後のチャンスを君にあげるわ。チームに入るの?それとも…入らないのかしら?」 しばらくの沈黙、ミーシャの絶対零度の眼差しが突き刺さる。 「…俺は」 「――――――チームには入らねェ!!」 俺は叫びながら消えたり現れたりしながら、明智のナギナタを片手にミーシャに向かって駆ける!! ―――――――「そう」 ―――「なら、仕方ないわね」 ――――「じゃあ今から君は保険でも何でもないわ」 ――「今から君は――――――」 ―――――――――「邪魔者になるのよッ!!!!」 ザシュ――――― 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |