《MUMEI》

ユズネが感じてた、
俺を見ながら、上気した顔で

私が嫌がることは、しなかったよ、
優しかったんだよ

そう、言ったんだ

うん、わかってるよ

……たぶんね、避妊してくれてたら、しっかり受け入れたのかも…

うん、

優しく、頬を合わせたんだ

……ケンスケの元に、戻れると、思ってなかったの……

……今なら、追い掛けて連れ戻す、
恥も、プライドも、どうでもいい

わたし、ひどい女だよね

俺も、情けない男だよ

向こうにも、悪いことしちゃったし

俺なんか、たくさん悪いことしてるよ

ぁ……んっ、ケンスケ

ユズネ

唇を重ねながら、ユズネのその濡れた穴を、指で求めてたんだ

ユズネはちいさく身体を震わせ、果てた

俺にしがみつき、その身体を預けながら

………綺麗だなぁ…

マサカズの声に、
我にかえったのか、真っ赤になったユズネ

完全に忘れられてたよ、私達のこと

イズミの声に、恥ずかしさからか、
顔を俺の胸に隠すようにしてた、ユズネ

マサカズが、イズミのスカートの中に手を入れてた

イズミの身体がときたま震えてた

イズミ、いつもみたく、自分でもしなきゃ

マサカズの言葉に

うん……

イズミの手もスカートの中に入っていったんだ

僕の指と一緒に入ってるね

……うん

ケンスケに、ここを調教されたんだね

あ……

どこを、どうされてるの?

…………お尻の穴……指、入れられてるわ

誰の指だい?

マサカズの……んっ、
あ…………ん……

自分の意思で、お尻許したのは、ケンスケが初めてなんでしょ?

うん……中に出したがってたから…

出されたかったのかい?

女の子だって、性欲あるよ…
……あんなに、気持ちよくされたの、初めてだから……
気持ちよく、なってほしかったから…

そのあとのを、舐めたんだよね?

うん………いけないことしてるって、思ったけど……

奪われて、安心したんだね

……うん、愛されなくても、食い逃げしないって
全ての事から、守ってくれるって…

強い男だもんな

………マサカズ、貴方には、甘えられたい
、一緒に歩むって
そういうことだよね?

胸に、甘えたいな

うん

イズミがボタンを外してた

マサカズの方を向いて、膝立ちして、胸に抱きしめてるイズミ

マサカズの手が、イズミの前と後ろから、下着の中に入ってたんだ

たぶん、どっちの穴にも指が入ってるんだろうな

イズミが崩れ落ちるまで、静かに見てたんだ
ユズネも、俺の胸から、二人を見てるようだった



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