《MUMEI》
嫉妬が招く事
コンドミニアムに、戻ったのは
暗くなる頃だったんだ

なにも食えねーよ、もう

食べたし飲んだよね、
ケンスケ………ユズネ

うん、わかってるよ

ごめんね……ジェラシーなの、
話しは聞いてたけど……

外人ともヤってたのね、ケンスケ

イズミ、持ち出すなよ

でも、ケンスケ素敵だったよね
ユズネのこと、最愛の女性だって紹介してたし、マサカズのことも、親友だって、紹介してたよね

………綺麗な人だったね
青い目の女の子
ケンスケ、生でしたのよね、
それで、アナルまで、
怒られたのよね?
アメリカのポルノを見すぎだって、アナルなんか普通の女の子はしないよ、って

そうだよ

けど、しちゃったんだね

したよ

日本を案内して、身体を……
ムカつく、

ユズネ、気にしてるの?

なんで外人のガキに許されなきゃならないのよ!

美人ね、許せるわ、たぶんその言葉は、
祝福よ

そうだよ、ユズネ、ケンスケは君を選んだんだから
たくさんの女の中から、ユズネを選んだんだよ

そうたけどぅ……

遊ばせてって言ったんでしょ?

んだょ、イズミ……

答えなさいよ

外人は、したの毛も金髪なのかってよ、
んで、見せてもらって見せて、
入れて出したんだよ

はしょるわね

ケンスケ、親もさらっとしてたのはなぜ?!

ん………わからん

結婚とかそんな話になったの?

なるわけないだろ、向こうは学生だったんだぜ
それに、アイツが、話してたって聞いたろ?

悪いやつじゃないけど、女に手が早いから、身体は狙われるかも、か
それでも日本に行かすっての、すごい親だよね

感謝ってなによ?!
全部話して!

そんなとき、来客があったんだ



前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫