《MUMEI》

クスクス、ケンスケの、おっきいのを見て、さらに、嫉妬が増したのね?

だって、あんなにとは、
僕は小さいんだな

普通よ、ケンスケが異常なのよ

そうね、私も知らないわ、こんなサイズ

ユズネ、喉の奥までくわえてたね?

なれたわ、初めは辛かったよ
でも、すごく喜ぶから

くすっ、わかるわ、好きな人が喜ぶの、嬉しいよね

うん咽乾いたね

なにかとってくるよ、あ、ケンスケも残ってて

悪いな、

いいって

マサカズを、見届けてから

ねぇ、イズミ、いつもSなの?

ユズネが聞いてたんだ

そうよ、でね、途中で逆転されて、卑猥なこと言わされるの

くすくすっ、楽しんでるね

うん、最高よ
相性ってあるのね、

半身浴しながら、女たちが話してた
俺は身体を洗ってたんだ

持ってきたよ、はい、カクテルと梅ソーダ
日本のお酒を揃えてくれてるのは嬉しいね

マサカズ、なに隠してんのよ!

タオル取りなさいよ、私も舐めてるのよ、それ

べ、べつに……女に見られるのは恥ずかしくないよ…

おっ、洗面器に氷張ったのかぁ?
気が利いてるね

冷たい方が美味しいだろ?

俺、梅ソーダな

あー、私が飲みたかったのにぃ、ズルイよケンスケ
えっ、あ…………ん………こくん

やだぁ、口移ししてるぅ……いいなぁ、
マサカズぅ……

うん、イズミはカシスだよね?

……うん

真似っこだぁ……
イズミ、甘えてる、可愛いイズミだね

そうだな………癒してるようにも、見えるな

癒されなかったの?

………そこまで、親しくなれなかったよ

私もケンスケも、心を開けなかったんだね

そうだね、傷つくのが恐くて、
本気を否定してたきたからだよな

うん………まだ、してる、キス

俺達も

うん

ユズネが瞳を綴じたんだ



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